[原産地] イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ
[生産者] Santa Maddalena
[タイプ] 赤
[ブドウ品種] スキアーヴァ 90% ラグレイン 10%
[ボディ] ライト
職場近くの酒屋で購入。価格は完全にデイリーワイン。
色調は薄い紫色をしていて若々しい感じがする。グラスに残る粘着性は少ない。
スキアーヴァという品種は知らないけどラグレインは以前取り扱っていたので知ってはいるが殆どそれらしいものは感じられない。
香りはカシスのニュアンスを強く感じるものの、全体的には弱々しいですね。口に含むと独特の味わいが広がりますが上手く表現できない。飲み干したのとの余韻の短さと渋みや肉厚さが殆どないのでグイグイ飲めるのは利点でもあり欠点でもある。確かに初心者向けではあるが物足りなさを強く感じてしまう。
[味] ★☆
[香り] ☆
[総合] ★
PR
[原産地] 南アフリカ
[生産者] Boland Kelder
[タイプ] 白 辛口
[ブドウ品種] シャルドネ 100%
[ボディ] ミディアム
前回に続いて同メーカーの白を。
ただ今回は試飲用に抜栓して3、4日経っているのをテイスティングしたので参考程度に。まず特徴なのが香りでしょうか。香りが非常に青々しく、ブラインドならソーヴィニヨンブランと間違えてしまうくらい草の香りが印象的。
色は新世界のシャルドネにしてはそれほど濃くなく若々しい感じ。グラスの淵にはそれなりに足が残る辺りアルコール度数の高さは流石といった所。
味は確かにシャルドネらしいキレのある辛さと酸味が心地良いのは恐らくステンレスタンクで醗酵させているからでしょう。しかし余韻も僅かなミネラル分と青臭さがやはりソーヴィニヨンブランの特徴を持っていて面白くはありますね。
[味] ★★☆
[香り] ★★
[総合] ★★★ (季節的に考えてプラス補正)
価格を考えればデイリーワインとしては秀逸と言ってもいい白。これからの季節にはお勧めできるかも。
気が付いている人も居るでしょうが
←に新しい項目を増やしました。趣味と仕事を兼ねて日頃飲んでいるワインのレビューを書いていこうと思っています。
そんな訳で1発目のワインから。
[原産地] 南アフリカ
[生産者] Boland Kelder
[タイプ] 赤
[ブドウ品種] カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
[ボディ] フルボディ
ウチの職場に置いているワイン(仕入れたのは私)。入荷する段階で担当の方から「本当に入荷しますか?」と聞き返されましたw どうもエチケット部分で好き嫌いが出るようで仕入れる方が分かれるようです。因みに生産元では同シリーズでキリン(ピノタージュ)、カバ(シラー)、チーター(シャルドネ)の3種類もあります。ウチの店ではシラー以外が置いてあったりしますが。
さて肝心の中身のほうといえば価格以上に楽しめるものでした。香りは仄かに青臭さを感じていかにもアフリカらしさがあり、新世界のカベルネらしいベリーのニュアンスもありましたがそれほど強く香りがないのは若いからでしょう。
味は14.5%という高アルコールに支えられて1口目から強烈に口に広がるアルコール分と若いカベルネに有りがちなインクっぽいニュアンスがやや引っ掛かるものの余韻が長く思いのほか楽しめる。アルコールと共に口に広がるベリーの味わいは下手な高いワインよりも美味しく感じました。しかも新世界のカベルネでよくある渋みや重いだけの赤と違って大変飲みやすいのが特徴。たまたま試飲した同じアフリカのカベルネはとても飲めるようなものでなかっただけに好感の持てる赤だった。
[味] ★★★
[香り] ★★
[総合] ★★☆