[生産者] M.CHAPOUTIER
[タイプ] 辛口
[ブドウ品種] シラー80％、グルナッシュ20％
[ボディ] ミディアム
フランスのローヌ地方では有名なCHAPOUTIERが醸造したAOCコトー・デクス・アン・プロヴァンスの赤。色は濃く、僅かに赤みがかって熟成した色合いが出ている。
香りはブラックベリーの香りが飛び込んでくると仄かにインク臭もするし、土臭いニュアンスも感じられる。実は前日に抜栓していたのだが香りが変わっているのは流石ヴィオワインだけあって凄い。普通に３０分経っただけでも変化するのでなかなか楽しませてくれる。
味はインクのような香りが口一杯に広がった後、アルコールと共にベリーのコクのある香りと酸味が余韻となって広がってくる。肉厚も十分あるのに、それが嫌味にならずスッと抜けていく心地良さはこの価格のワインでは早々見当たらない満足のいく一品でした。
[味] ★★★
[香り] ★★☆
[総合] ★★★
[0回]
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[生産者] Alain Paret
[タイプ] やや辛口
[ブドウ品種] ヴィオニエ 100％
[ボディ] ミディアム
最初に鼻に付くのが貴腐ワインっぽい甘ったるい香りと南国系の熟成したフルーツの芳香が特徴的。色は黄金色、ここら辺も貴腐ワインの特徴がある。
一口目に見た目と香りの特徴に反してミネラル分と洗練された辛さが広がる。ヴィオニエ種特徴の後味は堪能出来る点は素晴らしい。元々はコンドリューのセカンドラベルに相当するだけあって価格以上に楽しめるワイン。ただ洗練さが無いのでもう少し熟成すれば評価も変わるかもしれない。
[味] ★★☆
[香り] ★★☆
[総合] ★★☆
[0回]
[生産者] シャトー・プュイセギュール
[タイプ] 辛口
[ブドウ品種] グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ・ロール
[ボディ] ミディアム
サン－シニアンという聞き慣れないアペラシオンの白ワイン。黄色がかった色がボディの厚さを表している。香りはやや樽の匂いがするものの、どちらかと言えばローヌ地方の白のように土臭いニュアンスがする。
口に含むとまず鋭い酸味とミネラル分を感じ、後から樽香が来る。アルコール分も高いせいか後からジワジワと口に味が広がってくる。味わい的にはシャルドネに近いもののクセが強いから好みは分かれるかもしれない。しかし、個人的には価格を考えると十分楽しめる１本ではあった。
[味] ★★
[香り] ★★
[総合] ★★
[0回]
