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そんな訳で犀の目工房さんのとこで毎年募集している2008年の10大エロゲニュースに今年は参加させて頂きます。

《2008年10大エロゲニュース》とはこの1年で重大だと思うエロゲニュースを集計していく企画です。 参加してくださるサイトを募集してます。募集期間は2009年1月12日まで (犀の目工房)

まだ1ヶ月余り残ってはいますが、まあ大事件でも起こらない限りは問題ないと思いますので私の選んだ10大ニュースを熟熟と書いていきますね~。




■Cuffs「Garden」未完成騒動と追加パッチ配布。そして未だに完成せず

おそらくは参加した人の10人中10人がエントリーしていると思いますがw
これに加えてトノイケ氏だけと思われていたライターも複数参加していた事も明らかになり年明け早々大騒ぎになりましたね。ただ、この騒ぎで色々と考えさせられる事も多かったと個人的には思います。未だにプレイしていない私としては全てのパッチが揃うまで大事に箱庭へ封印しておく事にしましょう。


■業界再編の予兆? 消滅と復活が相次いだエロゲメーカーの悲喜交々

毎年ある事ではありますが、2008年が決定的に違っていた事は消滅した後にさほど間を置かずに新たにメーカーを立ち上げてきた事でしょう。

私にとって衝撃的だったのは中堅メーカーで人気もあったRUNEが中枢スタッフであった野々原幹氏らが退社して事実上消滅。そして「たぬきそふと」の設立という運びになったのは記憶に新しい。

昨年12月にリリースした「CloverPoint」
 がヒットし人気メーカーとなったMeteorも突如として消滅。一説では作品の方向性の違いから融資していた流通会社から出資を切られたという話であるが、再びスタッフが結集してCometを設立。流星が彗星になって戻ってきたともっぱらの評判だった。

そして数日前にもHOOKが独立してHOOKSOFTと改名。あとにもねこねこそふとも復活したりしましたね。これ以外解散したブランドはいくつもありますが経済状況がますます悪くなるだけにこの動きは加速されるでしょう。それでもスタッフが再び集まって新しいブランドを立ち上げる動きは歓迎したいですね。


■Basil復活、そして「それ散る 完全版」発売・・・・・・

本当なら↑に加えても良かったのですがあえて別に。
今年一番驚いた事はこれと言っても過言ではないでしょうね。アレな事情で解散したメーカーがまた復活したんですから・・・。しかも復活してリリースされるのが未だに人気の高い「それは舞い散る桜のように」の『完全版』とあっては噂されている続編を含めた意味で多くのユーザーが期待する結果となった。

しかし、解散前の中心スタッフであった西又葵女史とライターが「私たちは関わっていない」と公言した為に一気に眉唾モノと化したのは笑ってしまったw しかも新規の絵も西又さんとは違っていたのも不安を煽るものでしかなかった気がしますが。
まあ結果も売れたものの、ユーザーからの評価は芳しくなかったのは言うまでもないですが。

余談ですが今年は西又女史個人としてはかなりブレイクしましたね。お米に始まって日本酒、イチゴとテレビに紹介されるまでになりました。
「俺つば」はどうなったんですか?


■「キラ☆キラ」のライター、瀬戸口廉也氏エロゲ業界を引退

これは結構ショックでしたね。好きな作品だっただけに楽しめないとなると残念で仕方ありません。とはいえ別の媒体で氏の作品は拝見できそうなので頑張って欲しいです。


■荒川工氏propeller退社によって「はるはろ!」のリリース中止

未だに個人的に納得できない事の一つがこれ。色々と憶測が飛び交っていますが会社で開発していた作品なのに中心人物が退社した事によって中止した上に別の所から必ず出すって・・・・・・これって単に会社内部でトラブっただけでしょ? 荒川氏の病気療養という理由にしても何故propellerから出せないのか理由になっていないし。正直発売できなかったら荒川氏とpropellerは一生恨んでやるヽ(`Д´)ノ


■同人サークルぶらんくのーとの「ひまわり」がブレイク

正確には昨年の冬コミで配布されましたが今年に入って評判となりましたね~。第2の「月姫」か「ひぐらしのなく頃に」という触れ込みも強ち過大評価でないのは実際にプレイして判りました。まだまだ荒削りですが今後も注目していくに値する同人サークルが誕生した訳です。


■老舗、大手メーカーが昨年以上に衰退

まず例外としてelfは久々にヒット作を出して健在ぶりをアピールしたのは印象的でした。で、老舗メーカー筆頭だったアリスソフトは大苦戦。14年ぶりの続編で期待されていた「闘神都市Ⅲ」も評判は賛否両論だったのは痛い。しかも今年に限らず新作の大半は過去作品の続編という辺りにアリスソフトの限界が見え始めた年だった。年を追う毎に厳しさの増すF&Cはまたしても続編として「Canvas3」を発表したものの既に全盛時とは比べようもない状態というのが判るでしょう。

大手メーカーとしてはLeafもかなりヤバい気配が漂ってきています。ヒットした「To Heart2」のFDである「ToHeart2 AnotherDays」も売れこそしたものの評価は散々。未だにアキバでは特典付きの初回版の新品が投げ売り価格で売られていますし、その通常版に至ってはネタのような買い取り価格になっていましたね~。期待されている「君が呼ぶ、メギドの丘で」もかなり頑張っているようですがLeafは凝った作品を作ると大抵失敗しているので危うい香りが漂います・・・いずれにせよ結果は今年中に判るでしょうが万が一にも失敗するとますます苦しい状況になるだけに巻き返しとなるか注目しています。


■大躍進のあかべぇそふと(とその姉妹ブランド)

「向日葵の国~」シリーズで注目を集めたあかべぇそふとつうが今年は飛躍の年となりましたね。まず姉妹ブランドであるしゃんぐりあの「暁の護衛」がヒット、そして1年半近くの開発期間を掛けて作られた「G線上の魔王」大ヒットして期待作に違わぬ評価を得ましたし、同じく姉妹ブランドの暁WORKSの「るいは智を呼ぶ」とあっぷりけの「コンチェルトノート」もヒット! 実にうちのサイトのアンケートでも4作品がトップに輝くという偉業を達成した事からも判るでしょう。姉妹ブランドとはいえ同系列から4作品も1年間でヒット作が出せるものではないでしょうから来年以降の活躍が期待されるところです。


■よもやのアニメがNice boat! そして続編も出るスクイズ

本編がああいう結末があったものの、流石にアニメではないだろうと高をくくっていたら度肝を抜かれる結果となったのが「School Days」でした・・・。今更何も言う事はないですが数々の迷言を生み出しましたね、「Nice boat」「中には誰もいませんよ」等々話題性に尽きないのは本編譲りのアニメでした。

そして再びスクイズのキャラも登場する事実上の続編になる「Cross Days」の発表にも驚きました。何より核地雷がたっぷり含まれる既存のシステムで再びアニメーション作品を作るという事ですから来年も話題に事欠く暇はなさそうですね。


■萌え4コママンガで描かれるエロゲ業界「R18」12月単行本発売!

最後に多分何方もノミネートしないネタを(何
現在ぷらぱさんが芳文社のまんがタイムきららMAXで連載している「R18」が個人的にハマっておりまして・・・主人公の女の子が姉に騙されて勤めているエロゲメーカーに入社して四苦八苦しながらエロゲを作るというお話の4コマが大変面白いのですよw それがようやく単行本となるので注目しております。少し前にも実際に女性だけのエロゲメーカーもありましたが、こういう形で内部を描いた作品は少ないだけに2巻目を目指して頑張って欲しいです。



書く前は10個もニュースなんてないだろうと思っていたら結構ありましたねw
まあ年が明けた頃には何かしらネタが浮かぶでしょうから、その時は別に書きたいと思います。

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